ホームステイあれこれ |
海外留学と言えば、セットのようについてくるのがホームステイ。右も左もわからん外国で、見ず知らずのお方の家にずうずうしくもお世話になってしまうという素晴らしいシステムです。私もイギリスでの最初の3ヶ月間は、ホームステイしておりました。まず最初に語学学校へステイ先のちょっとした条件を提出するわけです。私の場合、「サッカー好き」という、今考えればどうでもいいような条件で、学校側が探し出してくれたのが、大工一筋20年(推定)のSmithさんファミリーだったわけです。
まあ土産の一つでも持っていくかと思いましてね、わざわざ国際電話かけて、家族構成を聞きましたよ。で、無い知恵絞って考えまして、家族分の土産を持っていったわけですが、これは必要なかったんじゃないかなあと思います。なんだかねえビジネスで留学生を受け入れてる人もいるようだし、ひどい扱いを受けるケースもあるんで、お世話になる前に贈り物するよりも、本当にお世話になったなあと感じたら、お別れの時にでも贈り物をするほうがいいと思いました。
SmithさんファミリーはSmithさん、奥さん、小学生の息子3人の5人家族。それに加えて、タイ人のお子様が2人ステイしていたので、とーってもにぎやかと言うか、騒々しいと言うか、うるさいと言うか・・・いい環境でした(笑)。部屋には机もあったし、ベッドも子供用で小さいけど一応あったし、ホームステイ先のレベルとしては中の上ぐらいだったんじゃないでしょうか。ただねえ、夕食が4時ってのは、早いんじゃないですか、Smithさん?まあ、クリケットの練習のためならしょうがないですけど。そうそう、Smithさん一家は確かに私のリクエスト通り「サッカー好き」だったよ。しかしそれ以上に「クリケット大好き」だったんだよねえ。
さて、Smithさん一家と楽しく2ヶ月ほど過ごした後、諸事情がありまして(不満があったわけじゃないんだけど)、ホームステイ先を変更することになりました。そこで友人が「老夫婦の家は食事がおいしいらしいよーー」って言ってたのを思い出しまして、さっそく私も老夫婦の家をリクエスト。子供達も独立して、仕事からも引退して、のーんびり生活してる老夫婦の家って、時間があるんですよね、おいしい料理をつくる時間、きれいに掃除をする時間、留学生とのんびりお話する時間・・・。そんなわけで、「老夫婦の家」が友人達の間では人気となっていたんです。私のステイ先も期待通り快適でした。ベッドも大きいし、おばあさんの料理もうまい、ちょっと学校から遠かったけど、居心地は上々。
ホームステイ先の条件は学校にある程度、希望できるんだけど、どうしても解決できない問題が発生しちゃった時は、ステイ先を変更してもらってもいいんじゃないですかね、お金はきっちり払ってるんだし。ちなみに、私のステイ先は月〜金2食、土日3食で週£65(約13000円)でした。
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